冬の寒さに強い家へ!手軽な防寒対策とプロの断熱対策

冬の寒さ、本格化する前に対策できていますか?
冷え込みが厳しくなる季節、暖房機器だけに頼るのではなく、お住まい全体の断熱性能を見直すことで、寒さを和らげ快適な住空間をつくることが可能です。
このページでは、断熱リフォームから日常の防寒対策まで、幅広くご紹介します。
冬の寒さに強い家へ!手軽な防寒対策

小さな工夫でも、積み重ねれば寒さ対策に大きな効果があります。
窓まわりの寒さ対策
窓は家の中で最も熱が逃げやすい場所。ここを対策するだけで体感温度が大きく変わります。
- 厚手のカーテンを使う
遮熱・断熱タイプのカーテンを使用し、床までしっかり覆うことで冷気の侵入をブロック。 - 断熱フィルムを貼る
窓ガラスに貼るだけで冷気を防ぎ、結露対策にもなります。 - すき間テープを貼る
サッシのすき間に貼ることで、目に見えない冷風の侵入を防げます。
床からの冷えを防ぐ工夫
床から伝わる冷気は、想像以上に体を冷やします。
- 断熱ラグや厚手カーペットを敷く
冷気の上昇を防ぎ、足元からあたたかさをキープ。 - アルミ断熱シートを下に敷く
ラグの下に敷くだけで、床下からの冷気を大幅カット。 - スリッパやルームシューズを履く
フローリングの冷たさから足元を守ります。
湿度と空気の流れを整える
湿度や空気の循環を見直すだけでも、室温以上に暖かく感じられます。
- 加湿器を使って湿度40〜60%を保つ
乾燥を防ぎ、体感温度を1〜2℃上げる効果があります。 - サーキュレーターで空気を循環
天井にたまりがちな暖気を床方向に送り、部屋全体を効率よく暖めます。
体を温める生活習慣
住まいだけでなく、自分の体の冷え対策も重要です。
- “3つの首”(首・手首・足首)をしっかり温める
ネックウォーマー・レッグウォーマーなどで全身の体温を保ちやすく。 - あたたかい飲み物をこまめに摂る
ショウガ湯・白湯・ホットココアなどで内側から温活。 - 湯たんぽや電気毛布を使う
寝る前や在宅ワーク中の冷え対策にぴったりです。
それでも「結露がひどい」「暖房効率が悪い」などのお悩みが続く場合は、住まいの断熱性能そのものに原因があるかもしれません。
気になる方は、ぜひ一度専門業者にご相談ください。最適な方法をご提案いたします。
本格的な暖房設備の導入で快適空間をつくる

床暖房で足元からやさしい暖かさを
じんわりあたたかい床暖房で足元から快適空間に
床から直接温める床暖房は、部屋全体を均一に暖める力があり、冬場の快適性を一気に高めてくれます。
- 温水式床暖房:30万~80万円/ランニングコストが低め
- 電気式床暖房:10万~50万円/手軽に設置可能だが電気代はやや高め
住宅の断熱性能を高めて暖房効率アップ!
断熱材の強化で熱の出入りをブロック
住宅全体の断熱性を高めて冷暖房効率をグッと向上
天井・床・壁に断熱材をしっかり入れることで、外気の影響を抑え、室内の温度を一定に保てます。
- 使用例:グラスウール、ロックウール、発泡ウレタンなど
窓の断熱化で大きな熱損失を防ぐ
窓の断熱リフォームで、冬の冷気を大幅カット
単板ガラスから、複層ガラスやLow-Eガラスに変えることで、外気との温度差を感じにくくなります。
- 内窓(二重窓)の設置も効果大!
気密性を上げて、すき間風を防止
すき間風対策で断熱材の効果を最大限に
古いサッシの交換や、玄関ドアのすき間補修で気密性を高めましょう。
屋根材の工夫で室内の温度を安定させる方法
屋根は住宅の中でも最も日射や外気の影響を受ける場所です。
夏は直射日光で熱がこもり、冬は外気で冷やされるため、屋根の断熱性能を高めることは、1年を通じて快適な住まいをつくるうえで欠かせません。
屋根材の選び方ひとつで、断熱性・遮熱性・保温性が大きく変わるため、それぞれの特徴を理解したうえで、目的に合った材料を選ぶことが重要です。
金属屋根:軽さと遮熱性を兼ね備えた人気素材
軽量かつ施工しやすく、耐久性も高い金属屋根は、リフォームや葺き替えにも多く使われています。
ただし金属は熱を伝えやすい素材のため、遮熱塗装や断熱材との併用が必須です。
- ガルバリウム鋼板
- 耐久性が高く、軽量で耐震性にも優れる
- 遮熱塗装とのセットで断熱性を向上
- 費用目安:5,000~8,000円/㎡
- 耐久性が高く、軽量で耐震性にも優れる
- アルミニウム屋根
- 軽量で加工性が高く、サビにも強い
- 反射率が高く、夏の暑さ対策に効果的
- 費用目安:6,000~10,000円/㎡
- 軽量で加工性が高く、サビにも強い
金属屋根は屋根裏に断熱材付きボードを併用することで、冬の寒さ対策としても高い効果を発揮します。
瓦屋根:重厚感と高い断熱性を持つ伝統的素材
日本の気候に適した瓦屋根は、実は断熱性にとても優れています。
屋根材自体が厚く、空気層ができやすいため、冬は暖かく夏は涼しいという自然な断熱効果が期待できます。
- 日本瓦(和瓦)
- 重厚で耐久性抜群、メンテナンス次第で50年以上持つことも
- 熱伝導率が低く、断熱効果が高い
- 費用目安:8,000~15,000円/㎡
- 重厚で耐久性抜群、メンテナンス次第で50年以上持つことも
- 洋瓦(スペイン瓦・フランス瓦など)
- カラフルでおしゃれな外観と高断熱性を両立
- 風雨に強く、ヨーロッパの住宅でも定番
- 費用目安:7,000~13,000円/㎡
- カラフルでおしゃれな外観と高断熱性を両立
注意点としては重量があるため、屋根下地や耐震性能とのバランスを考慮する必要があります。
スレート屋根:コスト重視の方向けの軽量屋根材
スレート屋根は、薄くて軽量なため、リフォーム費用を抑えたい方に人気の素材です。
断熱性は低めですが、遮熱塗装や断熱シートの併用で性能アップが可能です。
- カラーベスト/コロニアル
- デザインの自由度が高く、価格もリーズナブル
- メンテナンスのしやすさが特徴
- 費用目安:4,000~8,000円/㎡
- デザインの自由度が高く、価格もリーズナブル
スレート屋根には、断熱塗料(遮熱塗料)を塗布することで、太陽熱の吸収を防ぎ、夏も冬も快適に保てます。
窓・ドアまわりの断熱で快適性を高める方法

家の中で最も熱の出入りが多いのが“窓やドア”といった開口部です。
冬場、室内の暖かい空気は窓や玄関から逃げ、同時に外の冷気が入り込んできます。
実際、住宅全体の熱損失の約50%が窓やドアからとも言われており、ここを対策しないことには断熱性能は十分に発揮されません。
窓の断熱化で体感温度が大きく変わる!
1枚ガラス(単板ガラス)を使った窓は、断熱性能がとても低く、外気の冷たさが直接伝わってしまいます。
そこでおすすめなのが、複層ガラスやLow-E複層ガラスへの交換です。
- 複層ガラス(ペアガラス):2枚のガラスの間に空気層を設けて断熱性を高めた構造。結露も軽減でき、遮音性もアップします。
- Low-E複層ガラス:ガラスの内側に特殊な金属膜をコーティング。外気温の影響をさらにカットし、断熱性能がワンランク上がります。
また、既存の窓を活かしつつ断熱効果を高めたい場合には「内窓(二重窓)」の設置が最適です。
窓の内側に新たに窓を取り付けることで、空気層ができ、冷気の侵入と暖気の流出を大幅に防ぎます。施工も1〜2時間程度で済むケースが多く、工事費用も比較的リーズナブルです。
玄関や勝手口の断熱も見逃さずに
玄関ドアからの冷気も、意外と多くのご家庭で“寒さの原因”になっています。
金属製の古いドアは断熱性が低く、ドア表面から冷気が伝わるほか、ドア枠とのすき間からも冷風が流れ込むことがあります。
対策としては、
- 断熱性能の高い玄関ドアへの交換(断熱材入りのアルミ複合タイプなど)
- すき間用パッキンやモヘアシールの取り付けで気密性アップ
- 断熱ドアカーテンの設置で内側にもう1枚の防寒層を作る
玄関を通るたびに「寒い…」と感じる方は、ぜひ一度見直してみてください。
手軽にできる窓まわりの防寒グッズも活用しよう
工事をせずに、すぐ始められる対策もたくさんあります。
- 断熱カーテンの使用:裏地付きや厚手のカーテンを使うことで窓からの冷気を遮断
- すき間テープの貼り付け:サッシのすき間に貼ることで外気の侵入を軽減
- 断熱シートの貼り付け:ガラス面に貼るタイプのシートは熱の流出を抑制し、結露の予防にも◎
手軽な対策を組み合わせるだけでも、体感温度が1〜2℃変わることもあります。まずは“冷気がどこから入ってくるか”をチェックして、効果的な方法から取り入れてみましょう。
補助金を活用して、賢く断熱リフォーム!

断熱リフォームは「省エネ・快適・健康」に直結する一方で、ある程度の費用も必要になります。
そこでぜひ活用したいのが、国や自治体が実施している「住宅省エネ関連の補助金制度」です。
条件を満たせば、工事費の一部を補助してもらえるため、自己負担を大幅に抑えて快適な住まいづくりを進めることが可能です。
国が支援する代表的な断熱リフォーム補助制度
住宅省エネ2024キャンペーン(※2025年も継続見込み)
現在の代表的な大型補助金制度で、以下3つの事業が柱になっています。
- 先進的窓リノベ事業
→ 高性能な断熱窓(Low-E複層ガラス・内窓など)への交換で補助対象に
→ 工事内容に応じて、1戸あたり最大200万円の補助を受けられることも
→ 窓1カ所から申請OK、マンション住戸も対象 - 子育てエコホーム支援事業
→ 18歳未満の子どもがいる世帯、若年夫婦世帯などが対象
→ 断熱改修、エコ住宅設備、バリアフリー工事などが補助の対象に
→ 新築・リフォームどちらにも対応可能 - 給湯省エネ事業
→ 高効率給湯器(エコキュート・ハイブリッド給湯器等)への交換で補助
→ 最大15万円/台の補助金が支給される制度です
地方自治体による独自の支援制度も見逃せない!
お住まいの市区町村によっては、独自の補助制度が設けられているケースもあります。
例:
- 大阪府の「みんなの住宅断熱改修支援事業」
→ 一定の断熱基準を満たしたリフォームに対し補助あり - その他、茨木市・吹田市などで独自の補助や減税制度がある場合も
特に「屋根・外壁・床の断熱改修」や「内窓設置」「高断熱玄関ドア交換」などは対象になりやすいです。
まずは市区町村の公式HPや窓口、または断熱リフォームに詳しい業者に相談するのが早道です。
補助金活用のポイントと注意点
補助制度をスムーズに利用するには、いくつか押さえておきたいポイントがあります。
- ✅ 着工前の申請が必須!
工事を始めてしまってからでは、補助金を受けられない場合がほとんどです。
事前に申請スケジュールを確認し、余裕を持って準備しましょう。 - ✅ 施工業者・商品に条件がある
登録された業者であること、補助金の対象製品であることが要件になっているケースもあります。
事前に確認し、信頼できる業者と一緒に進めることが大切です。 - ✅ 書類や写真の準備が必要
見積書・設計図・施工前後の写真などが必要になります。
当社では申請書類の作成・提出もすべて代行していますのでご安心ください。 - ✅ 予算枠があるため早めの行動がカギ
補助制度には「年度予算枠」が設定されており、早期終了することも少なくありません。
特に4月〜夏にかけては申請が集中するため、早めのご相談がおすすめです。
補助金を活用した賢いリフォームをお手伝いします!
「補助金を使って少しでもお得にリフォームしたい」そんな方のために、当社では制度のご案内から申請サポートまで丁寧に対応いたします。
複数の補助制度を組み合わせて使えるケースもあるため、費用を大幅に抑えながら快適な住まいを実現するチャンスです。
まずは現地調査・ご相談から。お気軽にお問い合わせください!
※申請前のご相談・申請代行も承っています。お気軽にご相談ください!
寒さに負けない快適な住まいづくりをお手伝いします
寒さ対策リフォームで、冬も快適なわが家へ
断熱リフォームは、冬の寒さだけでなく光熱費の削減やヒートショック予防など、健康面や家計にも良い影響をもたらします。
本格的な冬が来る前に、できるところから取り組んでみませんか?
ご相談やお見積もりは無料ですので、お気軽にお問い合わせください!
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