シーリングライトに水が溜まる?原因と対処法をわかりやすく解説!

「シーリングライトに水がたまっている…」「ポタポタ垂れてきたけど、これって大丈夫?」
そんな不安を抱えていませんか?
水が照明器具に入り込むのは、決して見過ごせないトラブルです。
この記事では、シーリングライトに水が溜まる主な原因と、対応方法、そして「業者に連絡すべきタイミング」までを、わかりやすく解説していきます。
まず大前提として、シーリングライトの中に水が溜まるのは、完全に“異常”です。電気機器への水の浸入は、感電・火災の危険もあるため、放置は絶対にNGです。
シーリングライトに水が溜まる時によくある原因3つとは?

シーリングライトに水が溜まる原因①:屋根や天井からの雨漏り
もっとも多いのがこのケースです。屋根の破損や劣化により雨水が侵入し、天井裏を伝ってシーリングライトに水が溜まるという流れです。
雨漏りの水がシーリングライトに到達するまでの経路
- 屋根の一部に破損や劣化がある
- 雨が建物内部に侵入する
- 天井裏を通って、水が照明器具のあたりに溜まる
- 最終的にシーリングライトのカバー内に水がポタポタ…
特に注意したいタイミング
- 強い雨の日のあとにシーリングライト内に水が溜まっていた
- 台風の翌日、水がポタポタと垂れてきた
- 雨のたびにライトカバーに水がたまっている
こうした場合は屋根や天井の「雨漏り」を強く疑いましょう。
シーリングライトに水が溜まる原因②:ベランダやバルコニーの防水劣化
屋根以外にも、ベランダやバルコニーの劣化が原因でシーリングライトに水が溜まることもあります。
特に「照明の真上にバルコニーがある間取り」の場合は要注意です。
よくあるパターン
- 2階のバルコニーから1階の天井に水が回る
- ベランダの排水口が詰まり、雨水があふれる
- 防水シートのひび割れや浮き上がりから水が侵入する
これらの症状があると、天井を伝ってシーリングライトに水が溜まるという状態に繋がります。
シーリングライトに水が溜まる原因③:結露による水分の蓄積(稀なケース)
まれにですが、結露が原因でシーリングライトに水が溜まるケースもあります。
このパターンの特徴
- 雨ではなく、寒暖差の激しい日に発生する
- 水の量はごく少量
- 冬場など、特定の季節だけ現れる
ただし、照明器具の中にまで水が溜まるほどの結露は、よほどの断熱不良や換気不良がない限り、あまり起こりません。
シーリングライトに水が溜まると起こる危険:感電や火災のリスク
水と電気は非常に相性が悪く、シーリングライトに水が溜まる状況は、単なる水漏れでは済まされない重大なリスクをはらんでいます。
以下では、その代表的な危険について詳しく解説します。
1. 感電の危険性
シーリングライトの内部には、電気配線や金属部品が集中しています。
ここに水が入り込むと、次のような状況を招くおそれがあります。
- 濡れた照明器具に触れた際、感電する可能性
- 電気が本来の経路ではない部分に流れることで、ブレーカーが落ちる
- 照明スイッチを操作した瞬間にショートが起こる可能性
特に家電の取り扱いに慣れていない方や高齢者、小さな子どもがいるご家庭では、
感電リスクを甘く見るべきではありません。
照明に水が溜まっているのを見つけた場合は、スイッチを切り、ブレーカーを落としてから確認を。
2. 火災のリスク
意外かもしれませんが、水が原因で電気火災が発生することもあります。
以下のような状況に注意が必要です。
- 水と接触した配線部分がショートして発火
- 漏電によって熱が発生し、周囲の断熱材や埃に引火
- 照明器具内で火花が飛び、天井材が焦げる
雨漏りや防水不良で「たまに水が垂れるだけ」と軽視していると、ある日突然「焦げ臭い」「煙が出た」ということにもなりかねません。
3. ブレーカーが頻繁に落ちるようになる
シーリングライトに水が溜まることで、配線や照明器具が漏電を起こしやすくなります。
これにより、以下のようなトラブルが発生します。
- 突然、照明だけが消える
- 家中のブレーカーが何度も落ちる
- 電気機器が誤作動を起こす
特に湿度の高い時期や雨の日に「決まって電気が止まる」という症状がある場合、水漏れや内部腐食が進行している可能性があります。
4. シーリングライト本体の破損や腐食
水が内部にたまると、器具そのものにもダメージが出てきます。
- 金属パーツのサビ
- 電球ソケットの腐食による点灯不良
- 基盤ショートによる寿命の短縮
最悪の場合、照明器具が破損して落下することもあるため、安全面から見ても早めの対応が必要です。
シーリングライトに水が溜まったときの応急処置
シーリングライトのカバー内に水が溜まっているのを見つけたとき、「とりあえず何かしなきゃ!」と焦ってしまいますよね。
ですが、慌てて触るのは危険です。
ここでは、安全を守りながら被害を最小限に抑えるための応急処置について、段階を追って具体的に解説します。
① 絶対にやってはいけないこと
まず、やってはいけないことを知っておくことが非常に大切です。
- 電源が入ったままライトに触る
- 濡れたままの状態で照明器具を外す
- 水が垂れている場所の下に電化製品を置いたままにする
- バケツや雑巾で水だけ取って終わりにする
⚠️ 水がある=通電中なら感電やショートの危険あり:状況を見極め、慎重に対応してください。
② 最初にやるべき基本行動(安全確保)
水漏れを見つけたら、まず最初に以下の行動を取りましょう。
🔌 ブレーカーを落とす
照明のスイッチだけでなく、家の分電盤から照明回路のブレーカーをOFFにして、電気を完全に遮断します。
🧯 水の下にあるものを移動
水が垂れている真下に家電製品やコンセントがある場合は、すぐに移動させましょう。カーペットや木製家具も濡れる前に避難させておくと安心です。
💧 水の受け皿を設置
水が滴っている場合は、バケツや洗面器を置いて一時的に受け、床が濡れないようにバスタオルなどを敷いて保護します。
③ シーリングライト内部の状態を“見るだけ”で確認
安全が確保できたら、照明器具の状態を目視で確認します。
- 水がカバー内にどの程度たまっているかを見る
- カバーが透明なら中の水滴の量を把握
- 天井にシミや変色がないかもチェック
この時点では、ライトを外さず、あくまで観察だけに留めましょう。
④ 応急的な水抜き処置(※自己責任で)
状況によっては、電気が完全に遮断されていることを確認できたうえで、応急的に水抜きを行うことがあります。
💡 やる場合の条件
- ブレーカーが完全に落ちている
- 足場がしっかりしていて、作業できる明るさがある
- カバーが工具なしで簡単に外せるタイプ
⛑ 応急水抜き手順
- ゴム手袋を着用(絶縁のため)
- シーリングライトのカバーをそっと外す
- カバー内の水をタオルや容器で吸い取り・排出
- カバーと周囲をしっかり拭いて乾燥させる
- 照明器具はしばらく乾かし、すぐには戻さない
少しでも不安がある場合は、無理せず専門業者に相談を。
⑤ 専門業者に相談するべきサイン
応急処置をしても、以下のようなケースではプロの点検が必要です。
- 天井にシミが広がっている
- 雨が降るたびに同じ場所に水がたまる
- 一度乾いたあとも再発する
- 電気系統に異常が出ている(ブレーカーが落ちた など)
応急処置はあくまで一時的な対処であり、本格的な修理や点検が必要です。照明器具だけでなく、お家全体の健康を守るためにも、信頼できる専門業者への相談を早めに行うことが大切です。
シーリングライトに水が溜まる!業者へ相談すべきタイミングは?
「これって本当に業者に頼むべきなの?」と迷う方もいると思います。以下のいずれかに該当する場合は、早急にプロへ相談しましょう。
- シーリングライトの中に明らかに水が溜まっている
- 水滴が天井からポタポタ落ちてきている
- 雨のたびに同じ場所に水が出る
- 天井のシミやふくらみがある
- カビ臭い・湿っぽいにおいがする
→これらは「雨漏りや防水劣化」が進行しているサインです。
シーリングライトの水が溜まる原因を調べるにはどこに相談すればいい?
基本的には、以下のいずれかに相談するのがスムーズです。
- 屋根工事・雨漏り修理の専門業者
- 外壁・防水工事の業者(バルコニー原因の場合)
- リフォーム会社(総合的な提案が可能)
電気業者は照明の修理が専門なので、「水の侵入口」まで調査するのは難しいことが多いです。
シーリングライトの水漏れでよくある質問
Q1. シーリングライトに水が溜まっているのですが、すぐに外しても大丈夫ですか?
A. いいえ、すぐに外すのは危険です。
通電している状態で照明に触れると感電やショートの恐れがあります。まずはブレーカーを落とすことが最優先です。安全が確保されたら、状況を見て専門業者へ相談してください。
Q2. シーリングライトの中の水を拭き取れば、元通り使えますか?
A. 原因が雨漏りや結露であっても、単に水を拭くだけでは不十分です。
電気部品が濡れていれば腐食やショートのリスクが残るため、内部点検と修理が必要です。自己判断で使用を再開するのは避けましょう。
Q3. 雨のあとだけ水がたまるのですが、それでも修理が必要ですか?
A. はい、必要です。
一時的な現象に見えても、屋根やベランダの防水層の劣化が進行している可能性があります。放置すると構造材へのダメージやカビの発生にもつながります。
Q4. 水がたまっているのにブレーカーが落ちないのはなぜですか?
A. 水の量が少ないか、まだ通電部分に触れていない可能性があります。
しかしこれは偶然にすぎず、感電や火災のリスクがある状態です。異常がなくても、すぐに使用を中止し、電源を切って業者に点検を依頼しましょう。
Q5. シーリングライトの寿命が来ただけではないですか?
A. 寿命であっても水が溜まることはありません。
シーリングライトの寿命は主にLEDや電球の劣化によるもので、水漏れとは無関係です。照明に水がたまるのは、建物側の問題と考えるのが一般的です。
Q6. 水が溜まったまま使い続けるとどうなりますか?
A. 感電、漏電、火災の危険性が高まります。
特にLED照明は基盤が水に弱く、ショートして発煙・発火する事故も報告されています。安全のため、必ず使用を停止してください。
Q7. 天井を見ても濡れていないのに、なぜライトに水が溜まるのですか?
A. 天井裏で水が伝っていることが多いためです。
見た目に異常がなくても、内部で配線や梁に沿って水が移動し、ライトの位置に集まることがあります。天井にシミが出ていなくても、雨漏りを疑って点検を受けるのが安心です。
Q8. シーリングライトの水漏れ修理はどこに頼めばいいですか?
A. 屋根や防水の専門業者がおすすめです。
水の侵入口を特定し、防水工事や雨漏り修理が必要なケースがほとんどです。電気工事業者だけでは根本解決にならない場合があるため、建物全体を見られる業者を選びましょう。住宅リフォーム会社に相談するのも良い選択です。
まとめ:業者に迷ったらまずは相談だけでもOK!
シーリングライトに水が溜まっているのは、明らかに異常です。
放置しておくと、感電・雨漏り・カビなど、住まいの安全性を損ねるリスクがあります。
- 水が照明に入る=どこかに「水の侵入口」がある
- 応急処置で止まっても、根本解決にはならない
- 業者に連絡すべきか迷ったら、相談だけでもOK!
心配なときは、写真を撮って状況を業者に伝えるとスムーズですよ。
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