茨木市の屋根を守る!台風シーズン前のセルフ点検ポイント

毎年、台風シーズンが近づくと「うちの屋根、大丈夫かな?」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
茨木市は台風による風雨の影響を受けやすい地域のひとつ。とくに高槻市や箕面市と隣接する北部では、山からの風や吹き返しによる被害報告も少なくありません。
この記事では、茨木市にお住まいの方向けに、台風前に自分でできる屋根のセルフチェック方法を詳しくご紹介します。
専門的な知識がなくてもできる、安全第一で確認するポイントをまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
安全に!屋根のセルフチェックを行う前の準備

まず何より大切なのは「無理をしないこと」です。
- 屋根に登らない(素人が登るのは危険です)
- 雨の日や風の強い日は絶対に避ける
- 軍手、帽子、滑りにくい靴で作業する
- 高所から見る場合は、脚立の安定をしっかり確認
- スマホや双眼鏡を活用し、離れた位置から見る
それでは、セルフチェックすべき具体的なポイントを見ていきましょう。
茨木市でできる屋根セルフチェック項目【屋外編】
瓦・スレート・板金のズレや浮き
【見る場所】
建物の斜め下から、屋根全体を見渡します。スマホのズームや双眼鏡を使うのがおすすめです。
【チェックポイント】
- 瓦がずれている、外れかかっている
- 一部だけ色が違う(以前の補修跡かも)
- 板金部分が浮いている、めくれかけている
- スレートに白っぽい斑点(劣化・コケの可能性)
茨木市の戸建て住宅は、和瓦やスレート屋根が多く見られます。特に築15年以上の場合は要注意です。
漆喰の剥がれ・ヒビ割れ
【見る場所】
棟瓦や鬼瓦の接合部など、白い漆喰部分
【チェックポイント】
- 白い部分が黒ずんでいる、崩れている
- ヒビや欠けがある
- 隙間が空いている(雨水が入りやすい状態)
茨木市では、古い町家風の建物に漆喰の劣化が多く見られます。ここが崩れると瓦が動きやすくなります。
雨樋の詰まり・変形
【見る場所】
建物の周囲にぐるりと設置されている雨樋全体
【チェックポイント】
- 雨樋が下に垂れ下がっている
- 落ち葉や泥が詰まっている
- 接続部分が外れている
茨木市は周囲に自然が多く、特に秋は落ち葉で雨樋が詰まりやすい地域。屋根トラブルの原因第1位とも言われます。
屋根周りのアンテナ・配線の緩み
【見る場所】
屋根上に設置されたアンテナや配線、ソーラーパネル周辺
【チェックポイント】
- アンテナが傾いている、配線が垂れている
- ソーラーパネルの端にゴミがたまっている
- 配線が風で煽られてカタカタ動いている
強風で倒れると屋根を破損させる危険性があるため、台風前に必ずチェックしておきましょう。
茨木市でできる屋根セルフチェック項目【屋内編】
屋内の確認は、天井や屋根裏の状態から間接的に屋根の異常を察知する方法です。
天井や壁紙のシミ
【見る場所】
2階の部屋、天井、壁際、押し入れの中
【チェックポイント】
- 天井に黄色や茶色のシミがある
- クロスが浮いている、めくれている
- カビ臭いにおいがする
台風の大雨で突然雨漏りするケースは、実はすでに“初期の水侵入”が始まっていることが多いです。
屋根裏の湿気やカビ
【見る場所】
点検口から覗く屋根裏
【チェックポイント】
- 湿気がこもっている
- 木材が黒ずんでいる
- 雨音がポタポタ聞こえる
屋根裏に上がるのが難しい場合は、代わりに押し入れや収納スペースなど、湿気のたまりやすい場所でもチェックできます。
茨木市で多い屋根トラブルの事例
茨木市は自然と住宅地が混在するエリア。山のふもとに位置する地域では風が強く、住宅密集地では近隣への影響も考慮しなければなりません。
そんな環境の中で、屋根は日々風雨や湿気にさらされており、知らず知らずのうちに劣化が進んでいることがあります。
ここでは、茨木市で特に多く見られる屋根トラブルを、原因や背景とともに具体的に解説していきます。
強風による瓦や板金の飛散
茨木市は台風の通過ルートにあたりやすく、特に夏から秋にかけては突風による被害が集中します。
こんな症状が出たら要注意です。
- 瓦がズレている・浮いている
- 板金部分がめくれている
- 地面に屋根材の破片が落ちている
古くなった屋根は、固定している釘や接着剤が劣化していて、少しの風でも飛ばされるリスクがあります。
「うちは大丈夫」と思っていたお宅でも、実際には瓦が飛んでいた…というケースも珍しくありません。
大雨・集中豪雨による雨漏り
ここ数年、茨木市でもゲリラ豪雨や線状降水帯の影響で短時間に大量の雨が降ることが増えました。
雨漏りにつながりやすい屋根の状態は…
- スレート屋根に小さなヒビがある
- 屋根材の継ぎ目にすき間がある
- 棟板金が浮いている・釘が抜けかけている
そして雨水は、屋根の内部へと徐々に侵入し、気づいた時には天井や壁紙にシミが…なんてこともよくあります。
漆喰の剥がれ・崩れ
瓦屋根の棟部分などに使われている白い漆喰。茨木市内の築20年以上のお住まいには特によく使われています。
こんな症状が出ていたら要注意です。
- 漆喰が黒ずんでいる
- ポロポロと崩れてきている
- 瓦の下に隙間が見える
漆喰が剥がれると、その部分から雨が入り込み、瓦のズレや落下、雨漏りの原因になります。放っておくと修理費がかさんでしまうので、早めの点検・補修が肝心です。
雨樋の詰まりや変形
茨木市は自然が多く、春は花粉や黄砂、秋は落ち葉がたまりやすい季節です。屋根とセットで、雨樋の確認もとても大切です。
よくあるトラブルとしては、
- 落ち葉が詰まって水があふれている
- 雨の日に「滝のよう」に水が流れてくる
- 雨樋が垂れ下がっている・外れかけている
このような状態のままにしておくと、外壁や基礎部分に雨水が染み込み、建物全体の劣化につながることも。
また、重みに耐えきれず金具ごと外れてしまったケースも茨木市内で報告されています。
スレート屋根の劣化・コケ・ヒビ
茨木市の分譲住宅や新興住宅地でよく使われているスレート屋根(カラーベスト)は、軽くて施工しやすい分、紫外線や湿気に弱いのが特徴です。
見逃しやすい劣化のサインはこちら。
- 表面にうっすら白っぽい粉がふいている
- 北側の屋根にコケや藻が発生している
- 軽くヒビが入っているが、そのままにしている
コケが繁殖すると水分が滞留しやすくなり、ヒビや浮きの原因に。見た目では判断しにくいため、双眼鏡やズーム機能付きスマホでの確認が役立ちます。
屋根材の落下による近隣トラブル
茨木市は住宅密集エリアも多いため、自宅の屋根トラブルが「ご近所トラブル」に発展するケースもあります。
たとえば…
- 飛んだ屋根材が隣の車に傷をつけてしまった
- 外壁に瓦がぶつかり、弁償トラブルに
- 道路に落下して歩行者と接触しかけた
こうした事態を防ぐには、飛ぶ前の点検・予防が何より重要です。風が強くなる前に「瓦はしっかり固定されているか」「浮いている部分はないか」を確認しておきましょう。
屋根チェック後、少しでも気になる症状があれば…
セルフチェックの結果、少しでも
- 「もしかして雨漏り?」
- 「漆喰が崩れてるかも…」
- 「この浮き、見逃していいのかな?」
と感じた場合は、早めに専門業者に相談することをおすすめします。
台風が来る直前や、実際に被害が出た後では対応が遅れやすくなる上、費用も高くつく可能性があります。
茨木市内であれば、地域密着で迅速対応してくれる屋根業者も多くあります。
茨木市で屋根修繕をお考えのお客様からよくある質問
Q1. 自分でも屋根の不具合って見つけられますか?
はい、細かい診断までは難しくても「ズレてないかな?」「色がおかしくないかな?」など、変化に気づければ十分です。スマホのズームや双眼鏡を使って、屋根を下から見上げてみるだけでも立派なチェックになりますよ。
Q2. 雨の日に確認したほうがわかりやすいですか?
実は逆で、雨の日は絶対NGです。滑りやすいし、視界も悪くなります。屋根の外観チェックは、晴れた日のお昼頃がベストです。もし雨漏りが心配なら、屋内の天井や壁を見てみましょう。
Q3. 屋根の写真だけでも撮ってもらえますか?それって頼んでも変じゃない?
まったく変じゃありません。茨木市内には「調査だけ」「ドローン撮影だけ」もしてくれる業者があります。いきなり修理じゃなくて、“まず状態を知りたい”という相談も大歓迎のところ、多いですよ。
Q4. 雨樋も自分で掃除できますか?
1階の低い部分なら、軍手と長い棒でゴミを取る程度なら可能です。ただし2階以上や屋根に近い部分は危険なので、無理は禁物。落ち葉の多い秋〜冬は詰まりやすいので、早めの点検が安心です。
Q5. 小さなズレやヒビなら、自分で直しちゃっても大丈夫?
お気持ちはわかります。でも…屋根の修理は、見た目よりずっと繊細。ちょっと触っただけでズレが広がることも。特に高所作業は本当に危険なので、安全のためにもプロに任せるのが正解です。
Q6. 屋根裏なんて見たことないんですが、チェックできますか?
意外と簡単に見られるんですよ。押し入れの天井に「点検口」があれば、そこから覗けます。湿気っぽさ、カビのニオイ、木が黒ずんでないかなど、感じたことをメモしておくと、後で業者に伝えるときに役立ちます。
Q7. ちょっと瓦がズレてる気がするけど…まだ様子見でいいですか?
その「ちょっと」が、実は台風で一気に大事に…なんてこともよくあるんです。少しでも不安に感じたら、無料点検を利用してみてください。修理の必要がなければ「このままで大丈夫です」と教えてくれる良心的な業者も茨木市には多いですよ。
Q8. 屋根のチェックって、どのタイミングですればいいんでしょうか?
おすすめは年に2回。台風前(6~7月)と、台風後(9~10月)が理想的です。古いお家や、前に一度でも雨漏りがあった方は、春の花粉シーズン後にも見ておくと安心ですね。
Q9. 火災保険で直せるって聞いたんですけど、本当に無料になるんですか?
場合によっては本当に0円になるケースもありますが、必ずしもすべての修理が対象ではありません。申請のタイミングや内容にもコツがあるので、保険に詳しい業者に相談するのがスムーズです。無理に申請させようとする業者は要注意!
Q10. 茨木市で信頼できる業者って、どうやって見つければいいんですか?
ポイントは3つ。①住所が茨木市にある ②見積りの内訳が細かい ③急かさずに相談に乗ってくれる。あとは口コミや紹介も参考になりますが、実際に話してみた“感じの良さ”も大事な判断材料になりますよ。
まとめ:茨木市の屋根は“備え”がカギ。今すぐセルフチェックを
台風は予測できても、被害は予測できません。だからこそ、「普段からのチェックと備え」がもっとも効果的です。
茨木市のような住宅密集地域では、一件の被害が周囲へも波及する恐れがあります。
今年の台風を安心して乗り越えるためにも、今日できるセルフチェックから始めてみませんか?
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